
株式会社エヌジーユー
代表取締役
白倉貴之氏
◆業種
人財コンサルティング事業・営業アウトソーシング・イベント企画
◆子供のころになりたかったものは?
社長
◆毎日欠かさずしていることはありますか?
朝 鏡を見て100%の笑顔ができたらOK!
鏡を見ながら心の中で、声には出さず「俺はできる!」と10回唱える。
◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?
前職の社長
「赤の他人が身内の愛を超えた!」会社の仲間が家族だった。
高校在学中から働き始めた。
とても優等生とは言えない高校生活だった。
高校も三回変わって、やっと卒業できた程だ。
父も兄もエリートの家庭で一人落ちこぼれていた。
まじめにやっているクラスメートを小ばかにし、勉強から逃げていた。
しかし、高校三年生になったある日「このままじゃいけない」と気づかされた。
5歳年上で、成り上がりを見せ付けてくれる先輩がいた。
チーマーだったが、20歳で起業し22歳で本を出版した伝説の先輩だ。
その先輩から、「今まで馬鹿にしていたまじめな奴らは、22歳にもなったら立派なエリートになる。
自分たちは勉強をしていない。
学歴もない。
22歳で同じに社会人スタートを切ったら必ず負ける。」と言われた。
馬鹿なんだから馬鹿なりの学びをしないと、まじめなクラスメートに逆転される。
そんなことは自分のプライドが許さない。
10代のうちから仕事を始めないと!
何か自分に出来ることはないか!?
そう思って高校在学中の17歳で働き始めた。
フルコミ営業の仕事だ。
面接の日・・・自分は大きな紙袋2つもって、金髪にジーパン、サンダルにアロハシャツというスタイルで望んだ。
当時の自分は、高校生でありながら家出の最中であった。
社長は2つの大きな紙袋を見て察したのであろう。
「住む所はどうしているんだ」と聞いてきた。
今思えば考えられないことだが、有難いことにその場でウイークリーマンションを10日間借りてくれた。
そして「月収100万円目指そうよ!」「お前もがんばれば稼げるよ!」と言った。
衝撃の一言だった。
すごいなぁと思った。
10日後、「会社をもっと大きくするつもりだから、お前みたいな奴がまた来るかも知れない」といって社宅として2Kのマンションを借りてくれた。
電話もエアコンも、家財道具一式用意してくれた。
社長本人から聞いた訳ではないが、社長は「一万人一人の逸材だ。笑顔が光っている。
今まで生きている中で初めて来た!」と思ってくれたらしい。
しかし最初の一ヶ月は、その期待に答えられなかった。
営業成績0。
一緒に入社した仲間は、なんだかんだ営業をとって来る。
負けたくない。
負けを認めたくない。
「石の上にも三年」と思って始めたが、どうしても負けを認めたくなかった。
不本意であるが、社長に辞めると言いに行った。
すると社長は「おまえはどうなりたいんだ。」と聞いてきた。
自分は社長になりたかった。
次に、休みの日は何をしている?と聞かれた。
「彼女と一緒にいます。」と答えた。
「彼女が社長にしてくれるのか?出来ないなら人の2倍やればいいじゃないか。」と教えられた。
更に「彼女は社長になってから幸せにしてやれば良いし、それがわからないような女ならそれなりの女なんじゃないか。」と言われた。
本当にそうだ。
自分の目標を見失うところだった。
そして「今、結論を出すな、営業実績が出るのは1年後でも良いじゃないか!?最後に勝てば負けじゃない!お前のペースで走りきれ!一番最後に勝てばいいし、負けで終わったらそれが負け!」と言われた。
そうか!
けんかと同じだと思った。
今日殴られても、明日やり返せば負けではない。
ただし、現状をきちんと受け入れておかなければいけない。
それから「がっつき」がとれ「時間勝負」が始まった。
みんなが11時から営業にでるなら自分は8時から出て行った。
みんなが20時に帰ってくるなら、自分は23時まで働いた。
休日も、彼女と遊ばずに営業して回った。
2ヶ月目はみごとにトップになった。
それからは負け知らず。
人の2倍動き回って、ずっとトップであり続けた。
そして、そのうち人の半分の稼働で勝てるほどの営業力が身についた。
またもう一つ教えてくれたことがある。
トイレ掃除だ。
今までトイレ掃除なんて、したことがなかった。
学校の掃除でも、いつもクラスメートにやらせていた。
そんな自分だったから、トイレ掃除は物凄い屈辱であった。
なんで、こんなことしなきゃならないんだ。
ぺちゃんこになった。
ぺちゃんこになって、だんだん自分自身がきれいになっていった。
人は一度つぶされないと大きくなれない。
又、社長はいきがっていた自分に「おまえなんてたいしたことはない」
「やくざにでもなるつもりか?なんなら今電話してやるから組に入るか?」と迫られ、断ると「だったらやっぱり根性なしじゃないか!」と事実を突きつけられた。
更に、入社して髪は黒く染めたが、まだ長かった。
朝礼の時、社長がいきなり「今日は断髪式をする」と言い出した。
自分以外に長髪はいない。
「白倉来い!」
皆の前に出されて髪を「バサッー」っと切られた。
それからずっと短髪である。
厳しさとやさしさをもった、中途半端じゃない凄い人である。
◆ 問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?
会社はどんどん大きくなった。
社員数も500名近くになり、自分も24歳にして取締役という立場になった。
ところが会社が大きくなると同時に、自分も天狗になっていった。
人を見下し、人をお金で見るようになった。
社会貢献などは頭から消え、いつしか会社の利益、個人の利益しか考えられなくなってしまった。
そんな会社が社会から認められる筈もなく、まもなく倒産になった。
倒産して、やっと回りが見えた。
今まで自分をちやほやしていたやつは殆ど離れて行った。
地位、名誉、財産がなくなると、皆周りから離れていったのだ・・・。
だが妻と子供と僅かながら三人の部下が絶大なる信頼を寄せてくれた。
一からやり直そう!
三人の部下と一緒に新しい会社を作り、大きくしていった。
子供の寝顔と妻のやさしさ、三人の部下の信頼が、魔が入った自分を洗い流してくれ、折れそうになった心を立て直してくれたのだ。
部下のうち一人は、月収が三分の一になるにもかかわらず自分のもとにきてくれた。
この信頼に応え、この仲間を守らなければ!
今の世の中は不況だとはいえ幸せである。
戦争中や戦国時代だったら、生きるか死ぬかである。
目標達成しなくて、ヘラヘラ笑っている人間がいることは考えられない。
一日一日が戦いなのだ!
一瞬一瞬が戦いなのだ!
「明日でいいやはない!」
今日出来なかった分は「借金」になる。
一件取れなかったら死ぬ覚悟!
前半主義でどんどん貯金をしておく。
借金がかさむと、がっつきが表情に現れ空回りするからだ。
そんな自分も、自身に厳しく出来ず、己から逃げて甘かったときがあった。
しかし、そこから学んだからこそ今の自分がある。
自分の得意は営業だとわかっている。
それしかできないとも思っている。
これしかない!
心が折れてる余裕はないから、がんばれるのかも知れない。
◆お金について
基本は「お金」だと思っている。
7・8割はお金で人を幸せにできるし、お金がないと人も助けられない。
お金で心も豊かになれる。
お金があるところに、チャンスや良い話もやってくる。
それなのに「お金じゃない」といいながら、会社や家庭の愚痴を言っている人がいる。
何かおかしくないか?
それはひがんでいるし、羨んでいることになる。
お金を稼ぐために皆、努力をしている。
人の2倍、3倍努力する。
自分の場合は「時間勝負」である。
宝くじだって、買い続ける努力や当たるための研究努力をしているのだ。
その努力を考えると「お金なんて」という人の気が知れない。
◆夢は?
グループ経営をしたい!
起業したい人が力を付けるために、万全の支援をしたい。
100社100人の社長を創る!
苦労を共にして絆を作り、教育をして成長してもらいたい!




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