法化社会を鼓舞激励する自然体王!



伊礼綜合法律事務所

代表弁護士

伊禮勇吉氏

2009/11/12


伊礼勇吉

 

◆業種

 

弁護士

 

 

◆子供のころになりたかったものは?  

 

わんぱく小僧になりたかった。

 

近所の子供たちを20名程集めて、よく木の上に小屋を作って遊んでいた。

 

 

◆毎日欠かさずしていることはありますか?

 

1、庭に集まってきた小鳥に餌をあげること。

 

庭に餌台を作ってあるので毎日色々な鳥が寄って来る。

 

四十雀、カワラヒワ、メジロ、ヒヨドリ、すずめ等。

 

しかし、カラスは入れない仕組みにしてある。

 

 

2、ゴルフの素振り

 

以前はハンデもシングルで妻とよくコースに行った。

 

しかし、今はハンデが20代後半になってしまったので妻の方が上手になってしまった。

 

もう妻とコースには行かないように努めている。

 

 

◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?

 

高等学校時代の数学の先生

 

新卒の、教育熱心で私たちのことを一生懸命考えてくれる先生だった。

 

授業中は、熱が入りすぎてチョークや黒板消しが飛んでくる。

 

そんな先生を生徒たちは「一生懸命だからな。」と嬉しくも暖かく見守っていた。

 

先生より生徒たちの方が、冷静で大人だったようだ。

 

しかし、心は通じていた。

 

投げたチョークや黒板消しも顔や頭に当たることは一切無かった。

 

 

◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?

 

「自然体」

 

趣味である囲碁の対局で、大漁を求めて無理をして攻めると全滅になったりする。

 

人生もそうだ。

 

無理をするとロクなことがない。

 

しかし、しょっちゅう無理をする。

 

常に「自然体!自然体!」と連呼し自分に言い聞かせている。

 

 

◆人生の転機はいつどんなことでしたか?

 

高校2年生のとき。

 

私の通う高校は沖縄県のゴザ高校だったため、当時は本州への進学が留学扱いになる。

 

国費留学生という大学進学方法があることを知り、「ひとつやってみるか!」と決意した。

 

英語の先生に相談して勉強し始めたら、自分でもビックリするほど勉強が良くわかった。

 

そうなると授業も楽しくなる。

 

楽しくなると手を上げて質問をするようになる。

 

特に国語の先生が美人だったこともあり、国語の授業は全て手を上げた。

 

すると、先生も他の生徒に答えさせたくて質問を増やしてくるが負けてない。

 

全ての質問に手を上げていたら、クラスメートたちも呆れて逆に誰も手を上げなくなくなったということがある。

 

先生にしてみたら、困った生徒だったと思う。

 

余談だが、この国語の先生は、後に前出の数学の先生と結婚した。

 

小学校・中学校・高等学校1年生までの私は、家で教科書なんて見たことも無い少年だった。

 

野球やバレーボールが好きで、一日中外を飛び回るわんぱく小僧だったのだ。

 

ところが勉強を始めたとたん、常に全校で1、2番悪くても10番以内に入るようになった。

 

周りの友人には一生懸命勉強しているのに成績が良くない者もいた。

 

本気で「おかしいなぁ」と思っていた。

 

特に一番一生懸命にやっている男子生徒の成績が一番良くなかった。

 

本当に不思議でならなった。

 

そして大学は京都大学を選んだ。

 

当時、湯川秀樹博士の伝記のようなものを読んで、京都大学は「自由かっ達に研究させてもらえる」と書いてあったからだ。

 

実際に入学してみると、本当にその通りの校風だった。

 

京都大学で、良い仲間に巡り合え、自由にのびのび学べて良かったと思っている。

 

 

◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?

 

挫折のようなものは殆どない。

 

強いて言えば、司法修習生時代に寮の給仕をしていた女性にふられたこと。

 

この見目麗しい女性はみんなの憧れであった。

 

ある時、船遊びに出かけた。

 

彼女が写真をくれ、どこか映画のワンシーンにあったような良いムードになった。

 

その後電話をしたら、2回ぐらいは出てくれたが、後はいつも「留守です」と寮母さんに言われる。

 

鈍感な私は数ヶ月間電話をかけ続けた。

 

ある日「ハタ!?」と気が付いた。

 

ふられたのだ。

 

そのときは月日も長くたっていたし、なだらかな衝撃だったためか博多ラーメンを食べて忘れることができた。

 

ダメなものはダメなのだ!

 

 

◆夢は?

 

みんなの権利やルールがきちっと守られるように法化社会を目指している!

 

現代は弱肉強食になってしまった。

 

そこには平和が作られない。

 

継続的な繁栄も有り得ない。

 

法化社会の確立を弁護士会を通して活動中である。

 

ある大学ロースクールのゼミで教えたりもしているが、その学生から嘆かれる。

 

「司法試験合格率は3割程度、しかもチャンスは3回だ。もう後が無い」等と。

 

司法試験は、連続3回受験に失敗したら5年間受験できない。

 

「出直して修行して来い」という意味であろうが、5年も受験できなかったら殆どの人は合格できない。

 

私たちの頃は法科大学院がなかったので、司法試験合格率は2から3%。

 

「君たちは10倍も確立が高いのだから良いではないか」と答える。

 

法科大学院は、平成14年、日弁連副会長をしているときに私たちが作った。

 

法科大学院を作った当初の計画では、7、8割の司法試験合格率を見越して大学30校位を設置する予定だった。

 

しかし、各大学が我も我もと文科省に直談判して法科大学院を設置してしまったため増えすぎてしまった。

 

今や72校にもなってしまったため、合格率も思うように行かなくなってしまったのが現状だ。

 

又、国会議員の政策秘書も弁護士有資格者が増えて行けば政治がもっと整ってくるのではないかと考えている。

 

 

◆経歴

1、東京弁護士会、日弁連の機構改革特別委員会、人権擁護委員会等給数委員会の委員・主査・副委員長・委員長・議長・対政策本部事務局長等歴任。

2、平成2年度東京弁護士会副会長。

平成13年度憲法協議会委員長(東京弁護士会)

平成13年度司法改革実現本部委員兼運営委員(日弁連)。

平成14年度日本弁護士連合会副会長。

平成14年度東京弁護士会会長。

3、東京弁護士会若手弁護士の会代表幹事、法友会の事務総長、幹事長、その他。

4、東京家庭裁判所調停委員、日本国際法律家協会会員 他。

5、(財)日本法律家協会理事・幹事、関東支部長、学校法人成城学園評議員、社会福祉法人河田厚生会理事、財団法人日本文化財団理事、他