神も人も応援したくなる!あっぱれな獣医師!女王



八重洲動物病院

院長

神坂由紀子 先生

2013.10.25 14:00


神坂由紀子
八重洲動物病院

猫 脱走防止柵
猫 脱走防止柵
猫 脱走防止柵




 

 

◆業種

 

動物病院経営 獣医師

 

 

◆子供のころになりたかったものは?

 

小学校の先生

 


母方の叔母が小学校の先生をしていて、夏休み等よく学校に遊びに連れてってくれた。

 

叔母の姿を見て、憧れた。

 

 

◆毎日欠かさずしていることはありますか?

 

動物の世話

 

病院の他にペットホテル、それと家にもオウムと猫がいる。

 

目の離せない動物は、家に一時的に連れて帰る事もある。

 

我が家の猫は、電子レンジを含めあらゆる扉を開ける事ができるので、危険回避のため家の中がガムテープだらけになる程大変なことになっている。

 

クローゼットも開けられ、中の服が全てボロボロになってしまったことがあるので、仕方なくファンシーケースを買って入れていたがそれも破られてしまった。

 

中に入った猫はやりたい放題。

 

引っ掻かれ、毛だらけになり、中の服はまたもや全滅になった。

 

他にも猫の話をしたら尽きる事は無い。

 

猫は、脱走すると特に集合住宅で飼われた猫は絶対と言って良い程戻っては来ない。

 

元々野生の猫であれば、車の音等にも敏感で安全管理ができているが、家猫は無防備だから交通事故に合う確率も高い。

 

更に、食べていけなくて飢え死にすることも。

 

ベランダや玄関等、脱走防止にはとても気を使っている。

 

また、お風呂やトイレの水で溺れる事もあるので、日々気を抜けない。

 

他に、31年間、苦楽を共にしてきた白い体に黄色いトサカのオウムがいる。

 

 

◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?

 

二人いる。

 

1、化粧品の販売をしていたときのお客様。

 

親しくなって一緒に旅行に行ったり、結婚式にも参加した程。

 

6歳年上で憧れの存在。

 

元々は女優志望だったが、とても向上心の高い方で、ソルボンヌ大学を卒業して帰国後、当時まだパソコンが普及してしなかった時代にコンピュータの専門学校に通いだした。

 

アテネフランセで、フランス語の先生をしていたこともある。

 

その後、アメリカ人と結婚し今はアメリカに住んでいるが、結婚してもアメリカの大学に通っていた。

 

常に上を見ている人で、大きく影響を受けた。

 

いつかは「大学に進学したい!」と思っていた私の気持ちを強くしてくれた。

 

2、動物病院の先生

 

24歳の頃、飼っていた小鳥が病気になった。

 

当時は、今ほど動物OKのマンションはなかったので犬猫などは飼えず、オウムを始め、小桜インコやボタンインコ等色々な鳥を飼っていた。

 

それだけいると何かと病気になる子がいて、色々な病院にいった。

 

しかし、当時は人間でもインフォームドコンセント(手術などに際して、医師が病状や治療方針を分かりやすく説明し、患者の同意を得ること。出典:デジタル大辞泉)が普及しておらず、納得の説明を受けることはできなかった。

 

いくつかの病院へ通っているうちに、話を良く聞いてくれて、説明が丁寧な先生に出会った。

 

私もこんな先生になりたい!

 

何になりたいか決まったので、目標に向かって準備を始めた。

 

獣医師になる決意が出来たのは、このお二人のお陰だ。

 

 

◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?

 

「努力」

 

その一言

 

本当に努力をしてきた。

 

中学生の頃、家庭の事情で勉強をさせてもらえない環境におかれた。

 

それでも、くさることなく努力を重ねた。

 

社会人になって化粧品販売の仕事を12年続けたのち、大学受験の準備を始めた。

 

デパートで販売員の仕事をしながら、予備校に通い、通信教育を受けた。

 

12年も勉強と離れていたので、受験勉強は本当に大変だった。

 

予備校の授業がわからなくて、小学校の勉強に戻ったこともある。

 

その甲斐あって、獣医学部に合格。

 

しかし、合格しても獣医師になるためにはストレートに行ってもまだ6年間ある。

 

アルバイトしながら勉強し、国家試験に合格しなければ獣医師にはなれない。

 

獣医師になれなければ「元の私に戻っちゃう。」、そんなこと絶対に嫌だ。

 

後戻りはできないと努力し続けた。

 

その努力があって今がある。

 

 

◆人生の転機はいつどんなことでしたか?

 

大学に合格したとき

 

「神が降りた」と思った。

 

今でこそ、この言葉がピッタリくるが、当時は何と言って良いかわからなかった。

 

獣医学部の一般入学試験で一問もわからない問題がなかったのだ。

 

そんなことがあるのか?と本当に驚いた。

 

この合格がなかったら、獣医師にはなっていなかっただろう。

 

 

◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?

 

大学3年の時、学費の支払いに困窮した。

 

獣医学部の学費は、他学部の約2倍かかる上、家賃を含めた生活費が必要だ。

 

1年間休学してお金を貯める事にした。

 

すると、社会人の友人が「休学してまで行きたいのか!?」とお金を貸してくれた。

 

今まで私の姿を見ていてくれたらしい。

 

その友人には、1回のみならず何度か借りたが、「返済してくれたのは、あなただけ。」と言っていた。

 

その友人は、元々お金持ちで色々な人にお金を貸していたらしいが、色々と考えさせられた。

 

 

◆夢は?

 

「皮膚科専門の認定医」を取ろうと思っている。

 

獣医にも専門認定医がある。

 

女性の割に、外科手術の症例数は多い方だが、専門医となると女性には大変だ。

 

そこで、動物は皮膚の病気が多いので、「皮膚科専門の認定医」を取ろうと思った。

 

講習を3年間受けなければならないので、最低でも3年はかかる。

 

他にも、論文の発表、国内の学会は全て参加、海外の学会は3年に1回以上の出席が最低条件となっている。

 

今年、インドネシアのボゴールで開催される学会に出席予定だ。

 

出来ることをコツコツやっていく。

 

 

八重洲動物病院

http://www.yaesu-doubutsu.com/

 

八重洲動物病院ブログ  トリミング&日々の診療日記

http://ameblo.jp/yaesudoubutubyouin/

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コメント: 1
  • #1

    やまけん (水曜日, 11 12月 2013 10:34)

    院長先生発見!(*^_^*)
    私が開業前にお世話になっていた病院の院長先生です。
    歳は離れていますが、大学の同期。
    八丁堀で開院されて、直後から3年間勤務させて頂きました。
    3つの病院で、勤務医を計8年間やりましたが、
    ここの3年間が一番あっという間でした。
    たくさん、一緒に泣いて、笑いました( ゚ー゚)( 。_。)

    本当に「努力」の人。
    皮膚科専門医に向けて、頑張ってください~☆
    私も、分野は違いますが頑張らなきゃ(^_^;)