日本政治の門戸を開く「お導き」王!



参議院議員 

芝博一氏

 2009/12/2


芝博一

 

◆業種

政治家


◆子供のころになりたかったものは?  

野球選手

最近、憧れの長島元監督と歓談して一緒に写真を撮る機会に恵まれた。

大変嬉しく至福の思いだった。


◆毎日欠かさずしていることはありますか?

御参り

実は、20年前の職業は神職だった。

「椿大神社」といって伊勢神宮につぐ日本最古の神社で且つ猿田彦大神の総本宮で
す。

経営の神様として有名な松下幸之助翁も、事を起そうというとき、方位や時期を父に
相談しに来ていた。

又、松下幸之助翁の寄進された御茶室もあり、御霊を御祭りする神社も
ある。

他にも、歴代総理大臣や芸能人も良く訪れる神社である。


◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?

 北川正恭

三重県知事(第4代、2期)、衆議院議員(4期)、三重県議会議員(3期)を歴任した
人物。

私の「政治家への道」を開いてくれた人。

大学を卒業してから、家業である神職を全うしていた。

神社の神職として地域の方々と接して話をする機会が増える。

又更に、JC(青年会議所)に入会し、地域の人と一緒になって「街づくり」を重ね
ていくごとに政治への関心が高まっていった。

神職に就いてから20年たった頃、政治の世界へ入る初めの一歩として県議会議員に
立候補することを決意した。

ところが宮司である父親は大反対。

3ヶ月かけて説得したが、全く聞き入れてくれず挙句の果てに「勘当だ!」と言い出
した。

「選挙はお金がかかるし、当選しなかったら応援して下さった方々に迷惑がかかる。
神職をしていれば生活に困ることは無いし、人様を幸せにするお手伝いが出来るのに
なぜだ!」というのだ。

困り果てて、当時衆議院議員をしていた「北川正恭」氏に相談をした。

北川氏は、相談した当日の夜に神社を訪ねてくれて、父と話をしてくれた。

「芝君は志も高く、確かな目標を持ち、戦略に優れている。立派な議員になる
と褒めたたえてくれたのだ。

すると、あれほど反対していた父親宮司が首を縦に振った。

父も何かの後ろ盾が欲しかったのだろうが、3ヶ月かけても全く取り合ってもらえな
かったのに、北川氏は一瞬で口説いてしまったのだ。

その後、北川氏は三重県知事に、私は県議会議員になった。

当時の三重県では、政治改革を進めて「改革の先進県」と呼ばれていた。

北川知事とは「阿吽の呼吸」で、波長を合わせてやってきた。

知事の考えを的確に受け、県議会から指示を出すコンビーションの良さがものをいっ
たのだと思う。

県議会で言えるこのことは、同時に国会でも言えることだ。

総理とうまく波長を合わせてこそ良い政治が出来ると考えている。


◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?

 座右の銘は「有言実行」

日本には古くから「不言実行」という言葉もあるが、自分を奮い立たせるに
は、言霊を使った方が良いと思っている。

言葉に発してこそ目標が達成できるのだ。

言わないと自分が変われないし、周りも変わらない。


◆人生の転機はいつどんなことでしたか?

 20年前、神職から政治の世界へ飛び込んだとき。

街づくりから国づくりへ!

全く違う世界へ飛び込んだ割には、自分の中にギャップを感じなかった。

それは、神職をしながら東京に椿大神社の事務所を作り、米国にも神社を作
るなど現実的なことをしていたためだろう。

ところで、シアトルの椿大神社の神主や巫女さんは金髪のアメリカ人である。

キリスト教を学んだ彼らは、何処か物足りなさを感じ日本に修行に来たのだと言う。

そこで、「自然に感謝する」ことを学び、「アメリカにも神社を!」という要望で実
現できた。

私が政治家になることには、唯一つ政党の問題があった。

県議会は無所属であったが、国政選挙に出るときは党を決めないといけない。

神社は、どちらかと言うと自民党派だ。

しかし当時、三重県で自民党では勝てないと思い民主党から出馬した。

又、民主党から出馬したのは他にも理由がある。

改革をするに当たって、自民党は党内があまりにも古い体質で確立されていて、中か
ら改革でき
ないと思ったからだ。

民主党の中から先導し、自民党を外から改革していこうと思った。

私は基本的に保守であり、民主党にはそういう人が多い。

ところで、政治の世界に入って一番初めての、先輩の教えは「野次れ!大きな声を出
せ!」と言うものだった。

黙っていると反対意見なのに賛同しているように思われては困るからだ。

ダメなものはダメ!反対は反対!と意思表示をせねばならない。

更に、国会にはテレビ中継があるし、新聞社も来ている。

野次を飛ばせば、カメラがとらえ、新聞にも大きな記事で取り上げて
もらえる。

新聞やテレビで騒がれれば、何でもめているのか?郵政問題なのか?予算問題なの
か?国民に何が議論されているかが伝わることになる。

そうやって政治に興味を持ってもらえれば、選挙にも足を運んでみたくなるし、「自
分の一票ぐ
らいで世の中が変わるわけがない」という考えを、「投票によって政治に参加」する

いう考えに変えることが出来ると思ったからだ。

更に私は、神職時代の業で鍛えたため人一倍声が大きいし良く通る。

テレビカメラも狙って来る。

使命感に燃えて応えるおかげで、「野次将軍」と呼ばれるようになった。

ところが、政権交代後、少し悩み事が生じている。

今までは総理や大臣相手に野次を飛ばしていたが、今は身内を野次ることに
なってしまう。

さすがに身内は野次れない。


◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?

 色々とあるが、「信念」だけで乗り越えて来た。

「負けない!やるぞ!」と決心し、言葉に発し行動する。

更にそれを継続して行く。

他力本願という言葉があるが、私の場合は「自分本願」である。

政治家にも他人に進められて政治の世界に入ってくる人がいるが、私は自らの志で飛
び込んできた。

常に強い信念をもって行動している。

その精神力は、神職の修行で培われたと思う。

大学を卒業して直ぐの頃、滝業を行った。

毎日欠かさず、夏も冬も朝5時から一年半続けた。

雪の降る冬はもちろんだが、夏でも滝の湧水は想像を絶するほど冷たい。

この業は父親から言われて行ったが、なかなか本人では思いつかない業だ。

お酒を飲んだ翌日などは、「もうやめたい!」と思うが、やり続けた。

自分との戦いだった。

一番大変な修行は一人ですることだ。

サボっても誰も見ていない。

人間は元来ずるい生物だ。

物凄い誘惑の中、精神力が鍛えられた。

滝から出ると、体から湯気が立ち上る。

禊がれて心がまるっきり無の状態になって、より大きなエネルギーを発するのだ。

又、滝に打たれながら「祓い詞」を唱えるのだが、大きな声を出さずにはいられな
い。

「これが終わったら何を食べようか?何処に飲みに行こうか?」などと考える余裕も
ない。

滝業の最中は、一心に祈り続け無心になる。

これを体験して、知っているのと知らないのとは大違いだ。

本当の「無」を知ることも大事なことだと思う。


◆夢は?

 来年7月の参議院選挙に勝つこと!

参議院でも民主党が勝って安定政権とすること。

今までの政治の流れを一新するところに面白さとやりがいを感じる。

政治家のタイプには二つある。

一つは政策タイプで、物凄く能力が高く、銀行員や弁護士、大学教授から政治家に
なった人に多い。

もう一つは、政治タイプ。

政策・法案を通すために戦略を何通りも
練り、戦法を考える。

私は後者のタイプで、これは会社でいったら経営者タイプだ。

又更に、政策タイプの人の出番作りもする演出家でもある。

私は常日頃から、政治は「面白くないと政治じゃない」と思っている。

面白いといってもお笑い的な要素ではなく国民から、政治に興味をもってもらいたい
と考えている。

投票に行ったら政治が変わる!

国民の想いが伝わる政治をしたい!


芝ひろかず公式サイト
http://www.shiba-hirokazu.com/


椿大神社
http://www.tsubaki.or.jp/


コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    橋本理市 (火曜日, 22 12月 2015 16:04)

    私の町で貴殿のポスターを初めてみました。いよいよ参議院選挙だという感じがします。岡田党首は三重県の出身。ちからあわせてがんばってほしい。神職の出身だということなので、日本の源流については詳しいことと思います。そこで次のことについて教えてください。それを聞いてから貴殿を支持するかどうかをきめたいと思います。
    (1) 9月17日の参議院委員会の採決を、ただしい(正当な)採決だとおもいますか?
    (2)安保法制反対の学生運動、若い母親たちの運動をどうかんがえますか?
    (3)戦争法廃止を決める政府をつくろうという共産党の提案をどう思いますか?
    以上3点について貴殿の考えをお聞かせください。


 

       8